先週の土曜日の5月24日に行われた
「
日本熊森協会岐阜支部発足記念講演」に行ってきました。
レオイもこのイベントに協賛させていただきました。
この薪ストーブは、レオイが
推奨する
「薪を選ばない万能ストーブ」
・杉でも松でもどんな薪でもOK
・着火は10秒!!
・灰もシーズンで2回ほど捨て
るくらいで
この
日本熊森協会は、バクテリアから熊に至るまで全ての生き物と森をセットで考える
実践保護団体。岐阜県は47都道府県の中で20番目の発足
その岐阜県支部発足記念に会長の森山まり子さんの講演がありました。
森山さんのお話を伺って感じたのが、
「人間は、自然界に対して様々な誤解をしていることが多い」ということ
【その1】 クマは、肉食? 草食?
熊は、
超ベジタリアン。人を襲う習性などない臆病な動物
他の動物で例えれば「犬をもっと何倍も忍耐強く、賢くした動物」だとか。
そのクマが何故、人を襲うのか?
罠に掛かったり、攻撃されたり、調査で耳にいろんなものを取り付けられ
てはなされたクマは、人間って怖い存在という情報がインプットされるそうです。
そのクマが人を襲うのです。
【その2】 日本は、山々に木が生えており緑でいっぱい
飛行機に乗って日本を見ると本当に緑豊かな島というイメージが沸いてきます。
しかし、一歩 山の中に足を踏み入れると「放置林」がほとんど。
一年中、葉が生い茂る針葉樹の場合は、森の中に光が入らず草も生えていない
状態。緑でなく、土の茶色や黒の世界。虫や動物が食べる草さえも生えていない状態。
ヒノキや杉の葉は、緑ですがとても苦くてほとんどの動物さえもたべられないとか。
【その3】 山には、ヒノキや杉が生えているから洪水の心配はいらない
杉やヒノキともともと多くの山を覆っていたブナなどの広葉樹の保水力は、なんと3倍
以上。
それは、ブナなどの根の深さ長さに起因します。たくさんの雨がふってもブナな
どが多いところは、100年という長いスパンでゆっくりと湧き水のように配分してくれ
ていたのです。しかし、杉やヒノキでは、その日に降った雨が海に流れていってしまい
ます。
今問題が起こっているのは、ヒノキや杉ばかり植えられた山の崩壊。土地が軟弱となり、
山の50%が崩落しているところもあるとか。
また、「20世紀は、石油を求めて戦争が起こった」「21世紀は、水を求めて戦争が起こ
る」とか
杉などの人工林が山林の40%を超えた場合、洪水の危険性があるといわれているそ
うです。岐阜県は、44% まだ増え続けているそうです。
そして、昨年までの岐阜県のツキノワグマの推定生存数が600頭。有害鳥獣として
駆除されたくまが届けられただけで400頭
300頭を下回ると近親相姦で奇形児が。
そして,100頭をきると絶滅
山には、食べるものもなく、しかたなく下りてきたクマ。厄介もののように駆除
されています。
クマや野生動物は、「森の庭師」木に登って枝を適度に折ったりすることにより、森に
光が入り草が生い茂り森が生きるそんな働きをしてきたとか。
まずは、「有害駆除をやめましょう」「そして、ブナ、栗などの実のなる広葉樹を植
えましょう」
この日本を地球を愛し守るために
最後に 「愛は、言葉でなく行動である。」と森山会長も言ってみえました。
できることから少しずつ...
クマ彦ことナガセでした
私も、自分なりに頭の中でまとめたことや思ったことを載せてしまいました。
リンクを貼らせていただこうかと思ったのですが、了承もいただいていないので…
できる範囲で、「行動」していきたいです。
ブログへの掲載はその第1歩になれば、と思いましたが、
間違ったことを書いたら・・・という不安もあります。